男物別織 仕立三寸帯【藤・麻の葉・献上柄・車輪・吉原つなぎ・三升・隈取・花菱・流線】 s4118 s4119 s4122 s4124 s4125 [s4118-4125]
販売価格: 7,700円(税別) [通常販売価格: 11,000円]
(税込: 8,470円)
商品詳細
●素材(金銀装飾金属糸使用)●
縦糸:ポリエステル100%
横糸:レーヨン100%
●サイズ●
幅約11.5cm・長さ約350cm
帯以外の、和装下着・浴衣・着物・足袋・履物などの小物はついておりません。
麻の葉柄・・・
正六角形を基本とする「割付文様(幾何学模様)」の一つで、
植物の麻の葉に似ていることから「麻の葉模様」と呼ばれるようになりました。
麻は成長が早く丈夫な事から、強い生命力を象徴し、
健やかな成長への願いと、厄除け・魔除けの意味も込められています。
藤柄・・・
古来から日本の山野に自生する藤は生命力が強く、他の木に絡まりながら広がり伸びて行くことから
長寿や子孫繁栄の象徴とされてきました。
また奈良時代には紫色が高貴な色として尊ばれ、藤が「不死」と同じ響きということから縁起が良く、
公家社会で様々な装束に用いられ、拡張の高い柄(有職文様)となりました。
黒田官兵衛好きとしては、有岡城に幽閉された官兵衛が、牢獄から見えた生命力あふれる藤に、
勇気づけられ、生きる望みをつないだといわれる「獄窓藤花の瑞祥」の物語を紹介せずにはいられません。
三升柄・・・
大中小の四角い3つの升形を、重ね入れたように見える様子を図案化した柄です。
歌舞伎の市川團十郎家、成田屋の定紋として使われており、
「暫」を始めとする歌舞伎十八番の衣裳には、三升紋があしらわれております。
また、発音の「マス」が「増す」に通じるため、おめでたい柄として親しまれており、
「舞台を三升(みます)」「升々半升(益々繁盛)」などの意味が込められております。
献上柄・・・
仏具の独鈷(どっこ)と華皿(はなざら)をモチーフに作られ、間には親子縞や孝行縞を配した文様です。
独鈷には魔除け・厄除けやどんな煩悩も打ち砕くという意味が、華皿には供養や浄化などの意味があります。
また、親子縞には親が子を守る慈愛や繁栄の意味が、孝行縞には子が親を守る尊敬や継承などの意味があり、
家内安全や子孫繁栄の思いも込められています。
※お客様がお使いのパソコン環境、モニターの設定によっては
色が違って見える場合もございます。 あらかじめご了承ください※