男物別織 仕立三寸帯【七宝・源氏車・波・藤・三升・霞・檜垣】 s4108 s4111 s4112 s4113 s4114 s4117 [s4108-4117]

男物別織 仕立三寸帯【七宝・源氏車・波・藤・三升・霞・檜垣】 s4108 s4111 s4112 s4113 s4114 s4117 [s4108-4117]

販売価格: 7,700(税別) [通常販売価格: 11,000]

(税込: 8,470)

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商品詳細

●素材(金銀装飾金属糸使用)●
  縦糸:ポリエステル100%

  横糸:レーヨン100%
●サイズ●
  幅約11.5cm・長さ約350cm

帯以外の、和装下着・着物・足袋・履物などの小物はついておりません。

七宝柄・・・
 七宝とは本来、仏教用語で7つの宝のことを指します。
 円形が無限に連鎖する文様のため、円満・ご縁・平和・子孫繁栄など、
 人間関係の豊かさを願う意味が込められ、お祝い事でも好まれる文様の一つです。

源氏車・御所車柄・・・
 平安貴族が乗っていた御所車の木製の車輪部分のみを意匠化した文様です。
 御所車に、源氏物語の雅な世界観を重ね合わせて「源氏車」とも呼ばれています。
 絢爛豪華な王朝時代を醸し出す文様として、親しまれてきました。
 車輪は回転し続けることから、永遠という意味を持ち、
 縁起物とされるようになりました。

波柄・・・
 波は繰り返し果てしなく寄せては返すため、永遠・不滅・長寿などの意味が込められています。
 また、何度も押し寄せ岩の形や地形さえを変えてしまえることから、
 諦めずに何度でも挑戦する不撓不屈の精神を願う柄とされています。
 波や波頭の描き方・高さには、穏やかな物からダイナミックな物まで、様々なデザインがあり、
 千鳥や鶴といった空を飛ぶ動物を組み合わせたデザインも多くみられます。

藤柄・・・
 古来から日本の山野に自生する藤は生命力が強く、他の木に絡まりながら広がり伸びて行くことから
 長寿や子孫繁栄の象徴とされてきました。
 また奈良時代には紫色が高貴な色として尊ばれ、藤が「不死」と同じ響きということから縁起が良く、
 公家社会で様々な装束に用いられ、拡張の高い柄(有職文様)となりました。
 黒田官兵衛好きとしては、有岡城に幽閉された官兵衛が、牢獄から見えた生命力あふれる藤に、
 勇気づけられ、生きる望みをつないだといわれる「獄窓藤花の瑞祥」の物語を紹介せずにはいられません。

三升柄・・・
 大中小の四角い3つの升形を、重ね入れたように見える様子を図案化した柄です。
 歌舞伎の市川團十郎家、成田屋の定紋として使われており、
 「暫」を始めとする歌舞伎十八番の衣裳には、三升紋があしらわれております。
 また、発音の「マス」が「増す」に通じるため、おめでたい柄として親しまれており、
 「舞台を三升(みます)」「升々半升(益々繁盛)」などの意味が込められております。


※お客様がお使いのパソコン環境、モニターの設定によっては
色が違って見える場合もございます。 あらかじめご了承ください※